セカイを眺めてみたら

アメリカ・サンフランシスコで国際学修士〜社会人デビュー

San Francisco PRIDE 2017 ピースでハッピーなサンフランシスコ

サンフランシスコはLGBTQコミュニティの聖地!という認識もそれなりに広がっているのでは?とは思うが、改めて3ヶ月前に参加した「San Francisco PRIDE 2017」の様子をこちらでお伝えしたい。

 

ちなみに、サンフランシスコのLGBTQコミュニティネタに関しては過去記事でも触れている。(関連記事:LGBT welcome の街

 

もう日本でも少しずつお馴染みになっているようだが、PRIDEって何?という方に以下引用文を。

 

The Mission of the San Francisco Lesbian Gay Bisexual Transgender Pride Celebration Committee is to educate the world, commemorate our heritage, celebrate our culture, and liberate our people.

San Francisco PRIDE Official Websiteより引用

 つまり、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クイアーの存在を世の中にもっと知ってもらおうというのが趣旨の団体。

 

サンフランシスコでは6月下旬の土日にアメリカでも(世界でも)最大規模のパレードとフェスティバルが行われる。今年は6月24-25日だった。

 

 

パレードはどんな感じ?

なんだかLGBTQのお祭りってハードコアなのかな…?と敬遠する人もいるようだが、パレードはいたってピースでハピネスに満ち溢れている。

 

人権団体や学校関連団体はもちろんのこと、Apple、 Facebook、 VISAなどの世界的に有名な企業や、スーパーマーケットのSafewayや携帯電話ネットワーク会社のAT&T、さらにはサンフランシスココーギー(犬)連盟など、ありとあらゆる企業や団体がフロートに乗って登場する。

 

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とりあえず、LGBTQらしく衣装がカラフルレインボー。沿道もそれらの雰囲気を感じようと人で溢れかえっている。

 

フェスティバル会場は音楽フェスティバル

会場内に入るには、手荷物チェックのために長蛇の列になっている。今回はおそらく30分くらいかかっただろうか。しかしメインエントランス以外は全くと言って良いほど並ばずにすむので、来年以降参加を予定の皆様は、サイドエントランスをお勧めする。

 

会場内はいくつかのステージがあり、ダンスや歌のパフォーマンス、DJブースになっていて、青空クラブ状態。裸の人やとっても個性的な衣装をまとった方々がたくさんいて、とてもインスピレーショナルである。人によっては刺激的すぎると感じる方もいるかもしれないが、サンフランシスコのお祭りで裸の人に出会うのはいたって日常なので、あまり焦らないでいただきたい。わたしはそんな風景も平和に感じてしまう。

 

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あとは、普通によくあるフェスティバル同様、ストリートフードの屋台やハンドクラフトショップと、ちょっとハードコアなお店(レザーボーイの衣装屋さんとか)もたまにある。でも基本的にみんなハッピーで平和的だ。

 

この週は町中でサイドイベントも

プライドパレードがあるこの週は、町中でいろいろなものがプライド仕様になる。例えば、わたしが最近参加しているのは、平日朝6時にスタートして仕事前に解散する朝のクラブで踊る超爽やかなイベント「DAY BREAKER」でも衣装はレインボーで統一。この回はクラブではなく、船を貸し切って海の上でした!

 

イベントの終わりではみんなで、「LGBTQのみんな最高!」みたいな感じで、掛け声かけながら弾き語りがあったりして、とてもとても気持ちが良かった。

 

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DAYBREAKER Facebookページより引用

 

初めて「DAY BREAKER」に参加した日本から来ていた大学生の会社のインターンの子が「なんかとても感動しました!」と言っていたのがとても印象的。わたしもなんか心があったかい感じになったイベントだった。

 

まとめ

とりあえず、サンフランシスコはLGBTQに寛容!というかいろんな考え方や価値観に寛容。人類みんな家族的な雰囲気があるのが最高に良い。社会に決められたルールに窮屈さを感じたら、ぜひ遊びに来てはいかがでしょうか?