セカイを眺めてみたら

アメリカ・サンフランシスコで国際学修士〜社会人デビュー

仮装マラソン Bay to Breakers に参加した話

Bay to Breakers 仮装マラソンとしてサンフランシスコでとても有名なイベントのひとつである。昨年は、大学院の期末試験の時期と重なり学校で友達とオールした日だったのを覚えている。つまり、今回が初参加だ。

Bay to Breakersとは?

・1912年から続く伝統のレース、今年で106回目
・距離は7.46 miles (12km)
・毎年5月の第3日曜日 8:00am-12:30pm
・コスプレのランナーが多い
・お酒は禁止(だけど、水筒に入れて飲んでる人多数)
・これまでに3万人以上が正式なランナーとして参加(正式じゃない人はもっと多い)

 ちなみに、サンフランシスコの無料or格安で楽しめるイベントを紹介するウェブサイト「Fun Cheap SF」には、裸とトルティーヤをレース中に投げることは規則違反とは書かれていないとして、合法であるとの記述がある。トルティーヤはよくわからないが、毎度のことながら、すっぽんぽんおじさんは今回も少なくとも5名目撃。

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ワイングラス風のタンブラー。ピクニックにはもってこいなんだとか。


初参加の衣装はフラミンゴ

今回はパブリックスピーキングクラブで知り合った友達のチームに参加させてもらい、11羽のフラミンゴの中の1羽に。

わたしが注文した9ドルのフラミンゴ帽子と、友達のお手製ピンクチュチュ+ふわふわモールを身にまとい、合計24ドルで収まった。

 

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集合は朝7時半にバーで

また、レースのスタートは8時ということでスタート近辺のバーで朝7時半に集合。コスプレをした他の参加者もまじり、朝からビールにカクテル、テキーラショット。日曜の朝なので、ほかのカフェ等は空いておらず、バーが朝ご飯メニューを提供していた。

 

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まじめに走るランナーらを横目にCheers!


結局7時半といっても自分含め遅刻するので、スタートは8時半か9時頃。外に出たかと思えば、ドッヂボール選手のコスプレをしたグループがフラミンゴに向かってドッヂボールの試合を挑んでくる。もちろん、ほろ酔いの大人は(いや酔っていなくても)100%で応戦。

 

結局スタート地点からはスタートせず、コースの途中から入った。そして、走らない。

 

いろんなコスプレがあるなあと、感心しながら眺める。しかし、沿道からは自分らが眺められている。中にはしっかりゼッケンをつけて走る参加者らもいるが、このスタート時間を大幅にずらした時間はただの仮装パレードである。

 

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ハチャメチャだけど、わきまえる

以上の写真のように、とっても賑やかなイベントであるが皆ルールは守る。ドッヂボール選手たちとコース内で第2戦目を行っていると、さすがに警備が近づいてきたときは、怒られるのかと思ったのだが、なんと警備員が参戦し、ボールを投げ始めた。「いやいや、さすがサンフランシスコ。ハチャメチャやな。」と思ったのだが、「さすがサンフランシスコ」はその後だった。よーく見ていると、警備員の一投を最後に、試合が終了したのだ。つまり、警備員は何も言わずとも、みんな空気を読んで路上での試合を自粛したというわけ。以前も、路上Pillow battle (まくら投げ)に参戦したときに、気がついたことは、相手にまくらを投げるまで絶対に攻撃してこないということだった。そう、サンフランシスコの大人たちはめちゃくちゃに見えて、モラルを守るのである。

f:id:yutaaanz:20170605025539j:plainドッヂボールの一幕

 

f:id:yutaaanz:20170605022246j:plain 紙皿で出来ている!クリエイティブ大賞!

 

f:id:yutaaanz:20170605022127j:plainパックマン!映りきっていないけど、複数のゴーストが追いかけている

道路沿いのおうちではパーティ

また、道路沿いの家々ではパーティをしているところもおおく、バルコニーや屋根にたくさんの仮装peopleが溢れているのを見た。実際に私たちも、仲間の友達の家に上がりこんだ。誰もが入れるわけではないが、お祭りごとで家を多くの人に解放するのは、私が小学生時代を過ごした北海道江差町の姥神大神宮渡御祭(これは北海道最古の神社の祭りとして有名)を思い出させた。

 

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結局私たちはゴールまで走る(歩く)ことなく、途中のゴールデンゲートパーク手前の公園で終了し、芝生で昼寝をして解散になった。日焼け止めの塗り残しで、背中が一部真っ黒になったのもまあ、良い思い出。

 

日本では、ハロウィンのコスプレに対し、「欧米文化を日本でもてはやすな」だとか「騒がしい」との理由で批判的な意見もあるそうだが、このようなイベントは大人が最高にクリエイティビティを発揮できる、そして養える、またとないチャンスではないだろうか。また、このように大人が子供のようにおもいっきりはしゃげる場があるのは、社会人たちの心のバランスを保つのにも大きく貢献しているように思える。なにより、大人が新しい友だちをつくったり、既存の友だちとさらに親しくなれる機会でもあるのでは? ということで、わたしは日本にもこのような文化がどんどん増えたらいいのに…と願っている。

 

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f:id:yutaaanz:20170605022644j:plainチームフラミンゴ!

典型的文系 プログラミングスキル皆無のわたしがハッカソンに参加した話

早速だが、タイトルのとおり、ハッカソンに参加してきた。プログラミングスキル、AdobeのPhotoshopやIllustratorといったデザインツール使用経験すらほぼなし、そしていわゆる文系人間である。ハッカソンなんて、一生関わることのない、一生未開の世界であると思っていた。しかし、わたしは参加したのである。しかも、わたしのチームは優勝して1000ドルのamazonギフト券をゲットしたのである。

1. ハッカソンとは?

わたしのようにハッカソンと聞いてピンとこない読者の方も多いかもしれない。ハッカソンとは、3日から長くて1週間程度で、なにかしらのサービスや製品を使える状態まで作り上げ、そのアイデアや仕上がりクオリティなどを競うコンテストのことである。大抵は、HTMLやJava script, Python, Rubyといったプログラミング言語を扱えるプログラマーたちが会場に期間中缶詰めになり、血眼になってプロジェクトに取り組む。そして優勝すると、賞金や豪華景品がもらえる。たとえば、Go Proのカメラなど。しかし、その景品目当てというよりは「優勝というポジションがほしい」というピュアな心の持ち主が多く参加しているように感じる。

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今回わたしが参加したのは、AT&T VR/AR ハッカソン。バーチャルリアリティ、オーグメンテッドリアリティを使った何かを作って、競い合えというものである。AT&Tは携帯などのネットワークを提供するアメリカ大手の会社だ。スタートアップ大国のサンフランシスコ、このようなハッカソンは毎週のようにやっている。

ここで、わたしのバックグラウンドを少し。冒頭でも述べたように、わたしにはハッカソンに参加して貢献できるようなスキルは一切もってない。大学は日独の歴史社会比較(実はドイツ語学科)で、サンフランシスコの大学院では国際学を専攻、長時間労働とハピネス、政治参加の関連性の修論を書いた。ちなみに、趣味はフリースタイルダンスである。高校時代の苦手科目は、数学と化学。数式にはどうアプローチしても拒絶されたという過去をもつ(単純に得意でないという話)。

 は?じゃあ、お前なんでそこにいった?それでなにしたの?って疑問がみなさんには沸々湧いているだろう。

2. なんでわたしが参加したのか

無料だし、ご飯出るし、時間あったし、新しいネットワークできるかな?じゃあ1日目だけちょっと行ってみるか (大抵1日目はなにもしない、ご飯食べて飲んで、ルール説明があって、チーム組みがある) 。

しかし、そこでたまたま出会った年の近い青年チームと話し込んでいたら、なんとなく参加してみるかという気になり、気がつけば、彼らのチームに参加する流れになっていった。少し前から、Adobeのイラストレーターやフォトショップの使い方を学びたいと思っていたのだが、メンバーがそれを教えてくれるとのことで、プロジェクトのビジュアルグループの役割に加わった。

 

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1日目のプロジェクトアイディア練りの場面(右端のショールを羽織っているのが筆者)

3. Virtual Reality グループ瞑想サービスをつくる

わたしの参加したチームのプロジェクトはSocial Meditation(ソーシャル瞑想)を実現させる!というもの。チームサイズは規定がなく、最多の15名。多くのチームは3−5名くらいで構成されていた。サービス名(会社名)はKinder Spirits。

これはゲームのようなもので、ヘッドセットを装着し、Virtual Realityの空間で瞑想する。また離れたところにいる人ともいっしょに瞑想することも可能で、集中が途切れたりすると「Calm!」とお知らせしてくれたり、逆によく集中できているときには、キラキラや蝶が目の前に出てくる。参加者が皆いっしょに集中できると、ご褒美映像や音が出現するという点で、人のつながりが持てる部分が「Social Meditation」を謳う所以である。

集中力の持続の有無を図るのは「muse」という既存の瞑想サポート装置。頭に装着して、脳波を測定して集中の有無を測ってくれる。この装置は250ドルで一般でも購入可能だ。また、プログラマーたちの間では、これを利用して瞑想以外の用途にも応用されている。

ちなみに、サンフランシスコ・ベイエリアでは(日本や他の地域がどうなっているかは全く知らないが)リラックスと精神統一を目的に、瞑想が流行っている。わたしの働いている会社でも、毎週月曜日の朝にみんなでMeditationしよう!と声がけしてくれる人がおり、みんなで取り組んでいる。

他のチームプロジェクトとしては、宇宙にいった体験ができるものや、賃貸物件の確認を現地に行かずともできるもの、AR(Augumented Reality)を使用したお料理インストラクションをしてくれるものなどがあった。

 

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VRのヘッドセットはもはやお手軽商品。紙箱にiPhoneをセットすればOKのタイプも。

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審査員にプロジェクトを説明。右端の女性のおでこについているのがmuse。

4. 関連スキル皆無のわたしができたこと

このプロジェクトでわたしが貢献できたことは、ユーザーに見せる画面の背景や効果画像などの素材集めだった。

ただの素材探しだが、全く経験知識のないわたしには学びの連続であった。VRということは、360度見渡せる”equirectangular”と呼ばれる画像が必要であるのだが、その画像をなんとGoogle Image検索から簡単に取れるのである。また、3Dイメージ用のパーツ(例えば花や蝶、昆虫など)も販売しているサイトがあり、その中のFreeパーツをダウンロードして、プログラマーが組み込めばどんどん皆んなでイメージした世界が出来上がっていく。これは、かなりのわくわくであった。

ちなみに、Adobeのソフトの使い方を伝授してくれるといった彼は自分の仕事にのめり込んでいたため、結局それを教えてもらうことはなく終わってしまった。

 

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これがequirectangularの画像

5. 今回のTake Away

VRのサービスの作り方を少なからず理解でき、より身近に感じられた!

・プログラミング、作曲、デザインと今までにないネットワークが広がった!

・週末のご飯代がまるまる浮いた!(開催期間中、朝昼晩&おやつが無料配布)

なんでもやれば世界が広がるな!というさらにポジティブなマインドセットをゲット

 

実をいうと、もともと全日程参加する予定でなかったために、別の予定をこなす必要があり、貢献度はかなーーーり低かった。しかも、最後の結果発表も行けなかったため、賞金は当たり前だがもらっていない。

しかし、それでもチームメンバーだと言ってくれ、終了後もVR FamilyとしてFBグループに入れてくれた皆の懐の深さには本当に感謝。ありがとうありがとうありがとう。

なんといっても、「絶対わたしには関係ない」と思っていたことや人たちが、たった3日でちょっと身近になったのは恐ろしいほどの収穫である。

この調子で、ちょっとオタク気味の我が弟の世界にも足を踏み入れて、彼らに対する理解を深めてみようかとも思っているぐらいだ。

ハッカソンに関しては、ちゃんと3日間スケジュールをあけて、また今度がっつり参加する予定。そのときのレポートをどうぞお楽しみに!


 

 

 

 

How Weird Street Fair 2017 ”変な” 祭りに行ってきた

 サンフランシスコと聞いて、多くの人が思い浮かべるイメージといえば、ゴールデンゲートブリッジや路面電車、サードウェーブコーヒーやシリコンバレーが近いことなどが挙げられるかもしれない。しかし、サンフランシスコにはとてもユニークで楽しいイベントが沢山ある。春から夏の終わりにかけては、とくに多い。

まったく生活に飽きないユニークなイベントだらけ

各国文化のイベントとしては、Carnaval San Francisco (ラテンミュージックとダンス)、Chinese Street Fair、Northen California Sakura Festival (日本祭り)、
Pistahan Fillipino Festival & Parade、Saint Patlik's Day Festival などといったものがあるが、いろんなバックグラウンドの人が集まるこの街には、それらを網羅するほどのお祭りがほぼ毎週のように行われている。

サンフランシスコらしいと思うイベントとしては、仮装して走るマラソン大会 Bay To Breakers や LGBTQの祭典 PRIDE、Fillmore Jazz Festival をはじめとする屋外無料音楽フェスティバルがある。冬の話にはなるが、町中がサンタの格好をした人で溢れるSanta Conも外せない。

 もう少しマニアックなことをいえば、スターウォーズバトルやピローバトル、裸自転車レース、地下鉄にパンツで乗る日(ズボンは履かない)、ハードゲイのフェスティバル(SM寄り)などなどがある。はっきり言って、クレイジーであるが、参加者たちはとてもフレンドリーで他人にも優しいので、大方ハッピーなイベントであると筆者は思っている。

How Weird Street Fair とは?

さて、本題。先週5月7日は、この How Weird Street Fair 2017に行ってきた。
実は、昨年も行っているので今年は2回目。Weirdとは、日本語にすれば、「変な」「奇妙な」「おかしな」といった意味になる。きっと、魔法にかかったような不思議な体験ができるに違いないと思い、足を伸ばした昨年だったが、一言で言えば「ハッピーに騒がしい」お祭りであった。 

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アメリカでの生活2年目をむかえて

 2回目の8月13日をサンフランシスコで迎えました。カレンダーをふと見れば、ああ、あれから1年経ったんだと。

 

よくあっという間の1年とか言うけど、

全然あっという間だったとは言えないし、

長かったとも言えない。

 

1年は、1年だったと感じられる。

 

先日、日本に帰国して久々に生で、友達、家族、お世話になった方々にお会いしてきたのだけど、全然変わらない〜と言われて帰ってきた。自分の中では、結構たくさん変わったことがあったのだけれど、はたからみれば何にも変わっていないのかなあと。

 

とは言え、日本に帰る飛行機に乗るまで、何が変わったかなんて考えてなかった。

 

でも、それは留学したから、の変化なのか、単に色々経験して歳を1年重ねたからなのか、どちらかというと後者だなあとも思う。

 

この後の話に矛盾が生じてくるのかもしれないけど、結局住んでしまえば、日本もアメリカも変わらないような気もしている。結局、人間は人間なんだもん。

 

留学という側面から見れば、課題が多くて全然落ち着いて寝れなかったこともあるし、部屋に3日閉じこもるとかザラだし、はじめは思った以上に英語ができなくてへこんだし、友だちは中々増えなくて寂しいし、そういう意味で試練だったなあ。

 

英語は少しは上達したし、友だちも増えてきたけど、孤独なものは孤独だし、その対処の仕方は今も勉強中。

 

何が変わったか、こっちにきて何が良かったかというと、自分の幅の狭さとありとあらゆることに対する実力不足を感じることができたことだと思う。

 

もともと自分は柔軟な考え方をする方だと思っていたけど、全然そんなことなくて、世の中なんにも知らないし、固定概念けっこうあったなあと感じることが多かった。自分の中の色々が崩壊していった...かもしれない。

 

...

 

まだまだ足りないけれど、前よりは多くの方向から物事を見るようになったような気がします。

 

そうこうしていたら、こうなりたい!って思いこんでいた目標も揺らいで、曖昧になって、迷子になってしまったのもこの1年。

 

NGOとか国連職員しか道を知らなかったけど、もっと別の道も断然ありだと、前より確信を持って言えるようになったことが自分の中での大きな変化かもしれないです。

 

メルボルン大学ではなく、サンフランシスコ大学を最終的に選んだのも、アメリカに行きたい!オーストラリアよりアメリカの方がいろんなものにアクセスしやすいはず!ダンスが本場のはず!何よりシリコンバレー近いってことは色々面白い人や考えに出会えそう!ってことだったのですが、この選択は間違ってなかったかなと。学校のネームバリューという意味では、どうだか知りませんが、今はこれで良しと思っています。

 

この1年、でも、なんだかんだ、愛とか孤独とか考えることが多かった。自分を支えてくれる人、応援してくれる人って本当に大事だから、大切にしなくては。

 

さて、アメリカ2年目はどうなるのでしょうか。既になんとなく感じる、これまでにない厳しい世界の存在...。わたしは無事にアメリカに生き残れるのか...。

 

乞うご期待!

 

その前に、修論&卒業成功できますよう、もう一踏ん張り、二踏ん張りです。

 

Yu

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エッセイ:ハピネスと修論とわたし

前回4ヶ月ぶりの更新とか言っていて、またまた3ヶ月ぶりの更新になってしまった。

何にもなかったわけでは、まったくないし、いろいろ成長したなあと思います。

 

なにかまともなことを書こうと思うと、書けないと思ったので、思い切ってタイトルは「エッセイ」ということにしました!

 

勉強はもちろんしていた。セメスターのラスト1ヶ月は本気で週末出かけられないくらい毎日締め切りに追われていたし、たくさんプレゼンもあって、修論のテーマ決めもあって、前より読むスピードは上がったかなあ・・・。

 

修論のテーマ、ハピネスと長時間労働と政治参加。

ここにくるときなんとなく心にあった、もっとハッピーな世界はどうやったら作れる?ということにダイレクトに突っ込むことにしました。もっとなにか一つ小さくフォーカスして、そこから何かにとても詳しくなるべきなのかとも考えたけど、その何かが決められなかった。考えれば考えるほど、すべてが繋がっていて、わたしはその繋がりを知りたいと思った。

 

なんで人は自分を犠牲にして働いて働いてクタクタになるまで自分を消費しなくちゃいけないんだろう。なんで深夜まで家に帰れないんだろう。

 

お金がないと生きていけないから? 働かざるもの食うべからず?

上司やまわりとうまくやっていくために?定時で帰るのは悪なの?

 

仕事=生活 それ自体をエンジョイしているというのは、また話は別だとして。

 

ワークライフバランスを保てる世界ってどこなの?

なんでワークライフバランスを二の次にしなくちゃいけないのは、どんな社会の仕組みが関連しているの?

 

北欧の国の人はみんな幸福度が高いらしい。

ワークライフバランスが保てると、生産性も上がるらしい。

たとえばデンマークは日本の4%の人口なのに、一人当たりの名目GDP 6位なんだって。日本は22位。*1

 

わたしの仮説は、ワークライフバランスが保てて幸福度が高くなれば、もっと社会のハッピーを真剣に考えられる人が増えるんじゃないかなっていうこと。

 

社会のハッピーは世界のハッピーだと思うから、これって大事だなと。

 

ふつうに、ワークライフバランスが整った社会ができあがれば、

働いている大人はもちろん、こどもや働く前の学生が、働くことに、将来にポジティブな気持ちでいられる。

 

それで、このテーマを研究することにしました。

 

国際学の修士だから、このテーマをもちろん国際社会の仕組みにフォーカスして研究します。なかなかゆるそうなテーマでありながら、だからこそゆるくないです。

 

最近、サンフランシスコで働く方々とごはんに行ってお話をきかせてもらう時間をいただきました。

 

昨日はテクノロジーで難民問題解決を考えるイベントTechfugeesにいきました。*2

 

 

世界をハッピーにするための方法は、一見関係なさそうに見えるところにも、たくさん存在していて、いろんな分野がつながりあっている。

 

もっともっとその方法をみつけていって、なんらかの方法で、わたしも世界のハッピーに貢献したいです。

 

世界最先端テクノロジーの街はとっても面白いです。

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yu

*1:

参照:EPOCH MAKERS【世界一幸せな国】世界ランキングに見る、デンマークの驚くべき「20の真実」http://epmk.net/ranking/

*2:

techfugees.com

International Studies(国際学)って何なの?

せっかくブログ開設したのに、11月で止まったまま、4ヶ月も経ってしまいました。

この4ヶ月、恐ろしく早かった…。

 

書きたいなと思うことは、ちらちらあったのだけれど、いざまとめようとすると何か違うような気がして、書けなくて、期末ペーパーがあって、冬休みもあっという間に過ぎて、春学期が始まって、気づけば春学期も中盤…。ああ大変、16ヶ月の短いプログラム、あと8週で授業のある日々もおしまいです。早い、早すぎる。

 

この春休みは、夏季インターンシップの応募と修士論文の計画立てで終わりそうです。

(本当は、キューバにでも行って社会主義国家の空気を感じて来たかったのだけれど。)

 

 

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(そんな春休みのキャンパス〜芝生に座って書いてます。)

 

さてさて、これまでの私が何を学んできたのか、せっかくなのでここで少し書いてみたいと思います。

 

前学期に取っていた授業は3時間〜4時間ほどのクラス3つ。

・Human Rights and International Law (国際法と人権)

・History and Politics of Global Isuues (国際的な諸問題の政治と歴史)

・International Studies Theory and Perspectives (国際学 理論と視点)

わお、漢字に訳して書くと、やたら難しそうに見える!不思議とやる気が失せる(笑)

 

7ヶ月たって、やーっとInternational Studiesって専攻がなんなのかわかってきました。

(※でも、あくまで、University of San Franciscoのことしか私は知らないので、そこはご承知ください。)

 

多分International studies(国際学)は、グローバル化ってなんぞや?ってことをやってるとおもうんです。この世の中にはたくさん問題があるんだけど、それほぼ全てがグローバル化によるものと言って間違いはなくて、じゃあ何が問題?どうして?何が起こっているの?どうやって解決するべきかな?グローバル化ってダメなの?グローバル化って西洋の押し付けなの?植民地化なの?ってところをみんなで議論するわけです。

 

International Relation(国際関係学)とは、たしかにちょっと違うんですね。

 

何が違うって、どこの国がこんな力を持っていて、この国がこうで・・・といった力関係の構図を学ぶことにはあまり重点を置いていないイメージ。もちろん、個人の研究やレポートとしてそういうのを見て分析していくのは大切なんだけど、そういう構図を授業ではあまり触れない。

 

具体的にどんなことを授業で取り扱ったか、すこし書くと・・・

 

【Human Rights and International Law】

国際人権法について、国連の組織についてざっと学ぶ。

国際刑事法、裁判などについて学ぶ。NGOの役目について話し合う。

そして、具体的な問題を取り上げて考える。ジャンルとしては、虐殺、女性のエンパワーメント、拷問、死刑、難民問題、国防か人権か、移民、Truth Commission(国連真実和解委員会) とは何、問題点は・・・などなど。 さらにその細かい事例を1授業で少なくて3ケースは確認していきました。盛りだくさんすぎて、ひとつひとつの事例もほとんど「聞いたことあるわ〜』程度だったのでスーパー大変だったクラス。

 

【History and Politics of Global Isuues】

アダムスミスにはじまり、有名どころで、マルクス、レーニン、ミッシェル・フーコー、ウォールシュタイン、アガンベン、グラムシー・・・といろんな有名だったり重要な学者さんたちの論文と主張を読み解き、かつ実際の問題と結びつけて、議論するというクラス。まず、留学初心者のわたしは一発でノックアウトです。意味わかんない、何言ってんのこの人たち・・・状態です。アメリカ人でもアダムスミスなんて難しすぎて大変だと言っているのですから、まあ仕方ないかなとおもいつつ、Google先生に助けてもらい何とか理解しようと戦いました。教授もわたしだって読み直して読み直して、だんだん理解を深めていくと言っていたので、わたしもこれからです。

 

【International Studies Theory and Perspectives】

これは比較的ゆるめで、いろんな問題あるね、いろんな考え方あるねと、話し合うクラスでした。でもとっても幅広くて、国際経済、移民、都市化、スラム街、貧困などなど。面白かったのは、今は国家という枠組みで190以上の国が集まってできている世界だけど、そのうち国家という枠組みは無くなって、地域単位で物事決めていくようになるんじゃない?っていう議論をしているKenichi Omaeの"The End of The Nation State"。地域国家論という邦題になって日本語版もあります。単純に、国なくなるっておもしろいな〜っておもっただけなんですけどね。でも基本的にこのクラスは経済のことに触れるのが多かったなあ。

 

で、それぞれレポートを中間期末2回ずつと合計5〜6回プレゼンがあったり、毎週読んだ課題のレスポンスペーパーがあったりという感じでした。

 

期末で書いたレポートは・・・

・シリア難民の就労環境と受け入れ国のサポート体制

・国際自由貿易協定は地域の就労環境に影響を与えたのか(コロンビアとメキシコを例に)

・アガンベンの思想と日本の安全保障法案について (State of Exception 国家緊急状態)

 

せっかく調べて書いたので、時間あったらどんなこと書いたのかとか、ここにかけたらいいなあ。もし興味ある方、または関連ある方、これ見てましたら声かけていただけたら嬉しいです!

 

冬休み終わって、変わったことがたくさんあったので、冬休みしたこととか春学期のこととかまた書きます。きっと。

 

読んでくださってありがとうございました。

yu 

 

 

 

人生の進め方と固定概念と。

こっちでしばらくして、だんだんクラスメイトのことがわかってきて 気付かされたことがあります。一言で言えば、やっぱり人生は自由だってことです。

 

例えば…女性の社会進出!とか女性のエンパワメントとか頭でわかっているつもりでも、よーく考えると女だからって、決まったレールにとらわれていませんか。あるいはその逆もしかり。

 

わたしは、まだまだとらわれていた自分に気づきました。

でもその枠から抜け出せているわけではないと思います。

 

例えば、アメリカでは30代とかになると仕事をやめて大学院に入る女性が結構おおいらしいのです。事実、2階に住んでいるうちの家のオーナーの娘が31歳でいま大学院に行っています。

 

ちなみに2010年のデータでアメリカの大学院進学者のうち女性は62%。

このデータが出るのは、こういうパターンの女性が多い傾向にあるからなのでしょうか。

でもこれ見方を変えれば、女性の方が大学院に進学しやすいという逆男女不平等的な要因があるのかもしれませんね。*1

 

ちなみに日本では、大学院生(修士)の女性比率は30.2%(2014年度)*2

日本で大学院に行く女性ってこうみると、けっこうマイノリティですね。

 

あれアメリカと日本の進学率の差を言いたかったわけではなく、本題はいつ大学院に入って勉強を始めるのかってことだったつもり。

 

日本の修士を始める年齢ってどうなのでしょうか、個人的にはだいたい学部卒業してまっすぐ入っている人が多そうに見えます。でも海外のMBA(Master of Business Administration/ビジネスの修士コース)に行くひとは数年働いてからってパターンが主流のようです。

 

で、冒頭に戻ると、わたしに気づきを与えてくれたクラスメイトの存在ということでした。

というのも、わたしのクラス(大学院にクラスというのもなんだか不思議な感じですが)は12人でそのうち2人が既婚で旦那さん持ちなんです。

 2人ともまだ20代とはいえど、「結婚しても大学院に行く。」

つまり、「まだまだわたしのキャリアはこれから!」ということで。

 

こういうケースは日本ではまだまだ少ないような…。結婚したら寿退社が当たり前とまではいかなくても、結婚までの時間がキャリアを積むリミットという考えになりがちだなと思います。

 

少なくともわたしは、そう思ってました。

 

でもアメリカに来て、周りを見てみたら、そうではない形で人生を進めているひとがたくさんいるのに気づきました。

 

そして、自分は割とリベラルな方だって思っていたけど、やっぱりジェンダーに関して固定概念があったんだ、と。

 

まあ、いろんなことを両立して、学校に通うのって全然楽ではないと思うし、実際そのクラスメイトのうちのひとりは、授業以外の時間は仕事にも行っていて、毎朝4時起きで…信じられない多忙な生活を送っています。

 

本当にいつ課題やっているんだ?ととっても不思議でしょうがないです。めちゃくちゃ尊敬してます、彼女のこと。

 

ただ、それにしても人生って自由だな、と思いました。

そしてその挑戦を一緒にサポートしてくれる旦那さんと職場の存在が素敵だなと思います。本当に素敵。

 

そんなこと許してくれる環境ないよ…と考えてしまいそうになるけど、いやいやそんな環境が世界のどこかには存在しているんだから、ほんとうにしたいことがあったら、探せばきっとあるのです。そして、そういう環境に身を置けばなんだってできる。きっと!

 

大学院と女性については、単に一例だけど、人生なんていろいろだーというのが今回の気づき。実は自分は固定概念にとらわれているんだっていうのが今回の気づき。それを外して、可能性広げていったらもっと楽しいに違いないです。

 

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先日街でやっていたART NIGHTイベントの写真。サンフランシスコ好きです。

 

yu

 

 

*1: U.S. Department of Education, National Center for Education Statistics. (2012). The Condition of Education 2012 (NCES 2012-045), Indicator 47

*2:文部科学省平成26年度学校基本調査(速報値)の公表についてhttp://www.mext.go.jp/component/b_menu/houdou/__icsFiles/afieldfile/2014/08/07/1350732_01.pdf